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ヘビィガンナー物語 序章~ハンターへの道6~

前回記事 http://4312941.blog94.fc2.com/blog-entry-230.html

特別講師として来たのはポルルの母親だった。
ポルルは何が起きたのか分からなかった。

 ウォーレン「お前らこのお方がヘビィボウガン秘伝極みの称号まで取られたユイさんだ!」
 ポルル「母さんが!?」
 ユイ「次ここで母と呼んだら頭ぶち抜くからな」
 ポルル「…はい」

そこにはいつも家でご飯を作る母はいなかった。でもこれで父が母に従う理由や教官が家で驚いていたのも分かった。

それからヘビィボウガン組は実践からはなれる事になった。
基礎体力の向上、精神力の向上、記述力の向上の3点を徹底的に強化した。
その内容は熟練のハンターでも逃げ出すものだった。また、殴る蹴るといったスパルタでユウェルは毎日泣いていたしリンクスもボコボコにされていた。ポルルにいたってはヘビィボウガンで殴られ流血するほどだった。何故か教官のウォーレンも参加させられていたw

そして約1年半が経過した。

 ユイ「まさか全員ついてくるとはね…いや、ウォーレンは脱落したかw」
 ウォーレン「それは言わなくていいでしょw」
 ユイ「もう教える事はない!学校生活残すところ半年…ここから先は3人で現場へ行きまくれ!」
 ポルル・リンクス・ユウェル「はい!」

訓練が終わり解散する寸前に教官が3人に聞いた。

 ウォーレン「よく耐えたな…お前達の今の夢はなんだ?」

しばらく間をおいてユウェルから答え始めた。

 ユウェル「私…レジェンドラスタになる」

レジェントラスタとはラスタのはるか上に存在する伝説のラスタの事。

 ユイ「いい夢だね♪ユウェル…お前ならなれるよ」
 リンクス「俺はギルドハンターの夢は変わっていない。世界中のモンスターを狩って回りたい」
 ユイ「リンクスなら特命ギルドハンターにだってなれるよ」

特命ギルドハンターとはギルドハンターをまとめる総括の事

 ポルル「俺は…世界一のヘビィガンナーになる!」

それはポルルがバックの夢を引き継ぐという宣言であった。

 ユイ「ほう…面白いね。まずは世界中回ってきな!」
 ポルル「はい」

こうして3人は夢を再確認し、残りの半年間を全力で狩りまくった。
半年で受けた依頼の数は116件、失敗はたったの1回だった。その失敗は捕獲依頼で討伐してしまったものだった。

そして3人は卒業式をむかえる…

つづく

ヘビィガンナー物語 序章~ハンターへの道5~

暇な時に…ってこのブログ見に来ている時点で暇かw

前回記事 http://4312941.blog94.fc2.com/blog-entry-226.html

そこには死にかけていたはずのバックが一人で戦っていた。
バックは近距離で暴れ狂うティガレックス相手に必要最小限の動きで避け、右後ろ足だけに通常弾を正確に撃ちこんでいた。
血は飛びだしフラフラなのに完璧な動き、完璧な射撃…それはポルルが目撃する最初で最後となるハンターの覚醒シーンだった。

 バック「ティガレックスの足はかなりダメージを負っている!もうすぐ転倒するから撤退準備しろ!」

バックがそういうとついにティガレックスは転倒した。バック1人で転倒させてしまったのだ!
全員バックの集中力に震え上がっていた。こいつは本当に世界一になるかもと!

ティガレックスが転倒すると同時にバックも倒れてしまった。
すぐにポルルがバックを担ぎ撤退に成功した。ポルルはバックの怪我が命にかかわる重症だとすぐにわかった。
ポルルはバックを応急処置しながらキャンプに到着し信号弾で連絡船を呼んだ。
バックの血はようやく止まったが、血が足りなくて危険な状態がつづいていた。
連絡船が到着し医療班に確保されると全員意識を失って倒れてしまった。

ポルルは薄れて行く意識の中でバックが見せた立ち回りを思い出していた。神がかっていた…すごい奴だとは思っていたがこれほどとは思っていなかった。帰って休んだらバックに何故あそこまで攻撃を最小の動きで避けられたのか…聞きたい。リンクスもユウェルもそう思っていた。

しかし残念ながらバックが目を覚ます事はなかった。

ポルルが目を覚ますとリンクスとユウェルが目を真っ赤にしてポルルにバックが死亡した事実を伝えた。
ポルルはこの事実を受け止めるのに1週間かかった。
事実を受け止めたポルルだが、チームリーダーとして全員を無事に帰せなかった事に強い罪悪感を持っていた。
リンクスもユウェルも同様だった。
バックが亡くなり1週間がたった学校の帰り道でポルルがリンクスとユウェルに言った。

 ポルル「バックの最後…すごかったな…」
 リンクス「空を舞う羽のように…華麗な回避だったね…」
 ポルル「あいつが死んだのは俺のせいだと思う」
 ユウェル「そんな事ない!」
 ポルル「みんなのせいでもある?」
 リンクス「あぁ…そうだな」
 ユウェル「…だよね」
 ポルル「教官が言っていた死ねって言った覚悟がようやく分かった。死ぬ気で守れって事なんだと」
 ユウェル「あの時のバックはまさにそれだったね」
 ポルル「俺さ…明日から教官に練習メニューを変えてもらおうと思う」
 リンクス「と言うと?」
 ポルル「もっと強くなれるように…厳しくしてもらいたい」

この練習を厳しくする事にリンクスもユウェルも納得しウォーレンは3人の覚悟が決まった顔を見てこう答えた。

 ウォーレン「私の師匠も同期を失っている…悔しかったと言って驚異的な訓練をしたそうだ。その師匠は訓練によって秘伝極みの称号を取られた」

 リンクス「秘伝極みって…」

※秘伝極みとはその武器において右に出るものなしと認められた世界共通の称号

 ウォーレン「その師匠と同じ訓練…いってみるか?」
 ポルル・リンクス・ユウェル「やります!」
 ウォーレン「分かった…明日から特別講師を迎える。楽しみにしていろ」

こうしてポルル達は運命の狩りを経験し大きく運命を曲げていく事になる。

つづく

ヘビィガンナー物語 序章~ハンターへの道4~

前回記事 http://4312941.blog94.fc2.com/blog-entry-224.html

雪山に到着したポルル達は早速登山を開始した。
すぐにポポが大きな爪でヤツ裂きにされて倒れているのを発見した。フルフルじゃない…ポルルが全員を止める。
 
 ポルル「この傷はフルフルじゃない…何かいるぞ」
 バック「この荒っぽい爪後は牙獣でもない…ティガレックスか?」
 ユウェル「もしティガレックスならこのクエストは私達では無理だわ」
 リンクス「でもティガレックスならなぜこのポポは食べられていない?」
 
リンクスの冷静な分析通りこれはティガレックスではない。実は以前ユウェルが吹き飛ばした先輩達のイタズラだった。違うモンスターがいる事を思わせてクエスト撤退…つまり失敗させてやろうって陰湿なイタズラだった。
 
 リンクス「これは人の犯行だよ…」
 ポルル「なんで分かるの?」
 リンクス「よく傷を見てみて…爪でひっかいたなら傷は全部同じ間隔でないとおかしいよね」
 バック「なるほどね。そう言われると傷が不自然だな www 」
 リンクス「それと決定打として足跡が…ね www 」
 
ポルル達は判断する訓練のために教官が仕掛けたものだと勘違いして先に進む事にした。
雪山は驚異的な天候の変わりを見せてポルル達を阻んだ。
途中でドスファンゴに遭遇し討伐したが、雪が吹雪いて視界が悪く、足場も悪いので苦戦してしまう。この戦闘でバックとユウェルが少し負傷し、日も落ちかかっていたためポルルは雪山の洞窟内で暖を取る事にした。
 
 ポルル「侮っていた。闘技場訓練のドスファンゴなんてすぐに倒せたのに… 4 人いてあんなに苦戦するなんて」
 バック「大きさ、スピード、タフネス…野生の強さってのはすげぇな」
 リンクス「環境の悪さもかなり厳しいな…フルフルをみつけたらどう戦うか考えた方がよさそうだな」
 ポルル「そうだね。フルフルは目が見えない代わりに音と熱で対象を探してくるから、雪山は特に温度差があって攻撃対象をみつけるのが早いかもしれないね」
 ユウェル「もう日が落ちちゃう…後 1 日しかないから頑張らないとね」
 
ポルル達はポルルとリンクス、バックとユウェルの 2:2 のチームを作りフルフルを挟み撃ちする作戦を考えて翌朝を待った。
朝目が覚め準備したポルル達は雪山の捜索を開始した。
しばらくして雪山頂上付近に到達したポルル達は異変にすぐ気がついた。ポポの残骸と巨大な足跡があったからだ。
 
 リンクス「バカな…ティガレックスがいるのか?」
 ユウェル「血の跡が新しい…近いわ!」
 ポルル「下山する!長居は危険だ」
 
すると次の瞬間山上から大きな影とともにティガレックスが降りてきた!
猛るティガレックスの咆哮に全員凍りついた。先輩達のイタズラによって出たポポの血がティガレックスを呼び寄せてしまったのだ!
 
 バック「誰か閃光玉!」
 リンクス「フルフルの狩猟だぞ…持ってねぇよ!」
 ポルル「みんな落ち付け!ティガレックスから目を離すな!ゆっくり後退する!」
 
ポルルの選択肢は正しかった。背中を見せて走ったところでティガレックスの方がスピードは早いため追いつかれてしまう。攻撃を受ければ致命傷は避けられない…
 
 バック「ダメだ!これだけ暴れまわられると後退すら難しいぞ!」
 ユウェル「ポルル!攻撃指示を!」
 
ポルルは少し迷ったが攻撃してほんの少しでも怯んでくれれば撤退のチャンスが生まれると考え全員に攻撃指示をだした。
 
 ポルル「全員攻撃するぞ!怯んだ隙に撤退する!」
 バック・リンクス・ユウェル「了解!」
 
しかし全員攻撃を避けるので精一杯で、たまに撃ちこむ貫通弾ではどうにもならなかった。
そして戦闘を開始して 30 分が経過した。全員もう限界が来ていた。
そしてユウェルが雪に足を取られて転倒してしまう。ティガレックスはそのユウェルに狙いを定めた!
とっさにバックがティガレックスの目の前に立ち通常弾を顔めがけて発射した!
ティガレックスは一瞬怯んだためユウェルは立て直せたが次の瞬間狩り場に鮮血が飛び散った。
バックが胴体を噛みつかれてしまった。みんな一斉射撃ではなそうとするもティガレックスはバックの胴体に噛みついたままバックを引きずり始める。
ユウェルの拡散弾が足に命中してティガレックスはバックをはなしたが、バックはピクリとも動かなかった。
そしてティガレックスは全身に血を登らせて大きく吠えた…怒り状態だ。ポルルが叫んだ!
 
 ポルル「リンクス・ユウェル!バックを担いで逃げろ!」
 リンクス「お前はどうすんだ!」
 ポルル「俺は避けられる!閃光玉を調合して助けに来てくれ!」
 ユウェル「素材玉もないのに調合はできない!勝手に囮になろうなんてしないで!」
 
すると動きが別次元のように早くなったティガレックスの突進をリンクス・ユウェルと攻撃を受けてしまい 2 人とも骨折をしてしまう。そしてポルルも飛びつきの尻尾が頭に当たってしまい意識がもうろうとして倒れてしまう。
 
ポルルは思い出していた。近所の森で幼馴染のリディアを助けようとしたが、力なく何もできなかった事を…
 
俺は…また自分は何もできないのか…
 
射撃音が鳴り響いている…誰だ戦っているのは?
リンクスか?ユウェルか?俺も戦わなきゃ…
 
ポルルの意識が回復するとそこには信じられない光景があった…
 
つづく

ヘビィガンナー物語 序章~ハンターへの道3~

暇な時に読んでいただければ幸いです。

前回記事 http://4312941.blog94.fc2.com/blog-entry-223.html

ユウェルの暴走でヘビィボウガン部門は1週間の自宅謹慎を受ける事となった。
全員教官に強烈な説教を食らった。そして最後にこう言った。

 ウォーレン「お前達の夢はなんだ?謹慎中はずっとそれを考えておけ」

ポルル達は帰宅しながら夢を語った。
ポルルの夢は国境警備隊に入る事だった。国境警備隊はハンターの中でも特に優秀な者のみが入隊できる。国内の危険水準を下げるために日夜狩りを行うのがほとんどだが、稀に他国との抗争に借り出される事もある。
リンクスはギルドハンターになる事が夢だった。ギルドハンターは難関クエを請け負うハンターでプロハンターとも言われている。
バックは世界一のヘビィガンナーになるという曖昧なものだったw 世界一っていう規模がバックらしい。
ユウェルはサポートハンターになる事が夢だった。サポートハンターは依頼を受けたハンターがメンバーを集めきれない時に同行するハンターで、有名になるとサポート依頼が多くなり価格も高くなって行くのでプロより報酬が多くなるハンターもいる。
卒業したらみんなそれぞれヘビィガンナーの道を歩んで行くだなって思うと、今一緒にいられるこの時を大切にしなきゃいけないなとポルルは思った。
自宅謹慎中はそれぞれ夢を考え、どのように成功させるのか等を考えてすごした。
1週間が経過し久々の登校をすると教官が嬉しそうに言う。

 ウォーレン「今日はみんなで夢を語り合うからな!楽しみにしておけよ」

謹慎になった日にみんなで語り合ってしまったが、ここは教官が嬉しそうなので全員まるで知らなかったというリアクションを取りつつ語り合った。この時リンクスのリアクションが下手すぎたのは大人になってもネタにされるほどだった。

 ウォーレン「みんないい夢だな!バックはもう少し具体的になw 明日から大型モンスターの訓練に移る。いいか、夢があるんだ…死ぬなよ」

教官は最初の話で死ねといったがここでは死ぬなと言った。この意味はなんとなくだが全員理解した。

翌日からクック等の練習を開始し、ババコンガやフルフルとどんどん進んだ。教官が小型モンスターの訓練を繰り返したのが功を奏して全員楽に大型モンスター討伐に成功した。動きまわるランゴスタを撃つ事にくらべたら大型モンスターの弱点を狙えのが楽だった。

それでも全員気を緩める事なく練習を繰り返した。教官ならもっと早くやるだろう…凄腕クラスなら…っと上を見るようになっていたからだ。
この大型モンスターの訓練は半年ほど繰り返した。そしていよいよ初の現場へと向かう事になった。
初の現場クエストは雪山でフルフルの狩猟となった。
実際のクエスト依頼を受けた内容のため4PTで教官はついて行かない。

 ウォーレン「訓練用と野生のモンスターは違うし、不測の事態が起こる事もある。何かあった時は全員冷静になれ!」

教官はそう言ってポルル達を送りだした。

クエスト依頼内容
雪山 フルフルの狩猟
制限期間2日
チームリーダー ポルル
火力チーム バック・リンクス
狩猟補助 ユウェル

ポルル達はこのクエストで自然の厳しさを知り・自分達の無力さを思い知る事になる。


つづく

ヘビィガンナー物語 序章~ハンターへの道2~

うん…暇な時に読んでくださいw

前回記事 http://4312941.blog94.fc2.com/blog-entry-222.html

ポルルは入学式に参加するために登校すると、大勢がこちらを見ているのに気がついた。みんな少し笑っていたので社会の窓でもあいているのかとキョロキョロするも何もなかったため自分じゃないと思っていた。

入学式が進み、武器部門ごとに担任が発表され整列していく。この時気がついた…何故みんなに見られて笑われていたのかを…ヘビィボウガン部門は自分を含めてたったの4人だけだった。

入学式が終わり教室に戻ると教官が自己紹介をした。

 教官のウォーレン やや暑苦しい感じのおっさんで頭のネジが数本吹き飛んでいる感じだった。

そしてこの学校生活で運命を共にし、ハンターになった後も強いつながりを持つ事になる同僚達…。

 リンクス ちょっとイケメンでクールなイメージだが話すとバカっぽい
 バック 熱血漢で喧嘩早いイメージで話すと正真正銘のバカ
 ユウェル 紅一点の美女だが心配性で頼りない感じ

ある程度話終わったところで教官が言った。

 ウォーレン「年々受講数が減って行くこの部門…問題点はなんだと思うか?」
 バック「けっ…この男の武器の良さがわからねぇへなちょこどもが増えたって事だろ」
 リンクス「ヘビィボウガンは扱いが難しいからね。重いし…ヘビィなだけに」
 ユウェル「それダジャレのつもり?」
 ポルル「やっぱり特殊弾の禁止…ですか?」

※特殊弾とはモンスターの肉質にめり込む特殊合金加工された弾の事。毒素の強い加工剤を使うため自然破壊となるため現在は使用を禁止されている。(禁止前はヘビィボウガンのメイン弾であった)

 ウォーレン「全員違うな。狩り場での死亡又は負傷による引退が最も多いのがヘビィだからだ!」

4人しかいないのだが全員静まり返ってしまった。
さらに教官が続けて言った。

 ウォーレン「でも全員死を恐れるな!果敢に戦って…そして死ね!その姿こそヘビィガンナーだ!」

このイカレタ発言にみんなして大笑いした。それはもとより全員その覚悟があったからだ。
この時…教官が少し感動しているようにも見えた。

 ウォーレン「この部門はそれくらいの覚悟がいる…だから両親に本日私が会いに行くと伝えておいてくれ」

そう教官は言って解散した。

夕方になって教官が家を訪ねてきたので、父と母を呼ぶと教官は何かに驚いた様子でものすごく低姿勢だったが、何を話していたのかはわからなかった。でも父と母は教官を知っているようだった。

翌日早速学習が始まった。周りの部門はクック狩猟だったがヘビィ部門はヤオザミやランポスといった小型モンスターの狩猟だった。そこから来る日も来る日も小型モンスター清掃の訓練だった。

 バック「なんで俺達だけ小型なんすか?もう十分やれてるだろ!」

バックは我慢の限界といったところだった。

 ウォーレン「クックック…やれてる?あれでか?」

そう言うと教官はヘビィを担ぎ闘技場へ入って行った。
現在練習中のランゴスタ5匹、ランポス3匹、ガミザミ3匹を教官はあっと言う間に終わらせて見せた。

 ウォーレン「俺がなんで教官やってるか分かるか?」
 リンクス「それだけの腕があるからって訳か…」
 ウォーレン「逆だよ…この程度では凄腕の世界ではやっていけねぇのさ」

この一言に全員が燃え上がった。すこし舐めてかかっていた小型モンスター討伐訓練を真剣に取り組んだ。【教官のタイムを超えてやる】を合言葉に…

優等生のユウェルは元々真剣にこなしていたがたまに拡散弾ばらまいて怒られていた。
リンクスは素早く動く小型モンスターを次々に射撃していくセンスを見せたが、後にこれが散弾詐欺だと分かる。
バックは波が荒いが集中した時は本当に教官に近い射撃を見せた。
ポルルは被弾もしないがタイムも伸びなかった。

そして…3ヶ月にも及ぶ小型モンスター清掃訓練が終わったある日、学校の廊下でリンクスが他部門の生徒に色々言われているのをみつけた。相手は上級生のようだが…

 上級生A「オイお前ダサイ武器担いでんな…ヘビィとか時代遅れすぎるだろwww」
 上級生B「主流のライト買うだけの金がねぇんだろwww」

ポルルはすぐにバックを掴んで止めた。

 ポルル「お前が暴れるとややこしくなる、我慢しろ!」
 バック「我慢?なんで我慢しなきゃならねぇ!」

バックは今にも暴走しそうだったが、先に暴走したのはユウェルだった。
ユウェルは黙ってヘビィボウガンを構えると5層式の弾を詰め込んだ。
ポルルもバックもこれが何の弾かすぐにわかった。拡散弾Lv3である。

 ポルル「ユウェル!マジかよ…」
 ユウェル「たぶんあたらないから大丈夫よ」
 バック「ハハハッぶち込んじまえ」
 ポルル「たぶんて…むちゃくちゃだ…」

これに上級生達は気がつく。

 上級生A「そんなへっぽこ銃で撃てるのか?俺たちにwww」
 上級生B「そんな事したら俺達は全力でやり返しちゃうよwww」

次の瞬間ユウェルは引き金を引き拡散弾は上級生Aに直撃する。さらに飛び散った小タル爆弾で上級生Bもろとも吹き飛ばしてしまう。そばにいたリンクスは間一髪ダイブして避けた。
上級生Aは肋骨骨折に上級生Bは吹き飛んだ衝撃によって左手と両足を骨折した。

 上級生A「マジかこいつ…」
 上級生B「糞が…ぶち殺す!」

ユウェルは黙って次の弾を装填し始めた。

 ユウェル「心配しなくていいわ。あなた達ここで死ぬんだもの」

ユウェルの一言に全員背筋を凍らせポルル・バック・リンクスが全力で止めに入った。
すぐに救急ネコタクが駆け付け上級生達は運ばれ、リンクスとユウェルは教官室に連れて行かれた。

 ポルル「ユウェルこえぇぇぇ」
 バック「まさか撃ちこんだうえにトドメまで刺そうとするとは…本物か?」
 ポルル「まぁ…すっきりしたけどね」
 バック「そりゃそうだな」

この事件がきっかけでこの4人は運命の狩りへと遭遇する事になる。


つづく
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